同窓会会員の皆様には平素より竹早中学校教育後援会“創竹会”の活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。 私は、昨年6月に会長職を子安龍太郎前会長から引き継ぎました。平成13年1月の創竹会発足以来、組織の確立、発展に多大な貢献をなされた二瓶好正初代会長、子安龍太郎前会長には人格・能力・経験とも及びませんが皆様の絶大なるご支援をお願い申し上げます。
私は、昨秋の「創竹会だより」でも自己紹介させて頂きましたが、体育会相撲部OB で、人生に必要な知恵は殆どそこで身につけました。とりわけその中で最も重要なのが表題の「基本」です。相撲は、「基本の『前に出る力』」がなければ勝てません。しかし、それだけで勝てる訳ではなく、工夫、閃き、努力が必要ですが、それらを支えるのも「基本の『前に出る力』」です。私は皆様の母校竹早中学校の生徒たちが、この人生に必要な「基本」を見つける事のお手伝いを、いささかでもできればと会長職をお引き受けした次第です。
教育後援会「創竹会」は、竹早中学校の在校生の保護者の皆様を正会員とし、同窓会の皆様や正会員OBならびに退職された竹早中学校の先生方等からなる賛助会員から構成されています。また、創竹会では竹早中学校における教育研究を支援する目的で、会員の皆様の会費ならびにご寄付を平成25年度決算(案)ベースで2千8百万円頂き、奨学寄附金ならびに教育研究活動補助金として母校へ提供し、母校の運営に貢献しております。平成25年度は、特に準備室のエアコン設置、ホームページ更新、温水洗浄便座の設置等、限られた財源の中から優先順位を定め、実施致しました。
国からの予算は先細りの状態で、現状では母校の経費のうち約9割を創竹会が支援しており、一方では少子化進行の中で学校間の学習環境の充実化の競争が激しくなり、母校もその渦中にあります。創竹会の役割は、ますます重要なものとなりますので、同窓会の皆様にはこれまで以上のご理解と財政面でのご支援を心よりお願い申し上げます。
最後に“宣伝”ですが、11月に行われる母校の文化研究発表会(文化祭)にて、創竹会ブース・茶房「創竹庵」を毎年開店しておりますので、同窓会の皆様のお越しもお待ちしております。渡辺校長直伝の「ベトナム珈琲」が好評です。収入は、生徒の教育活動のために役立てています。