教育後援会「創竹会」からのご挨拶創竹会会長 三嶋 明

 同窓会の皆様には平素より創竹会活動にご理解とご協力を頂き心より感謝申し上げます。

 創竹会は、2000年の旧文部省局長通知(附属学校の運営に要する経費等の取扱いについて)により、当校の教育後援会として2001年に発足致しました。その通知は、簡単に申し上げると「それまで『PTA』が行っていた中学への財政的援助を、『創竹会』が行う」事を意味します。それを受けて、当校の利点である『同窓会』と『中学校』との良好な関係をベースに、その通知の背景を読み取る努力をし、当会の制度設計を行ったと聞いております。爾来、私を含め3名の会長のもと、皆様のご支援とご協力により、その通知の趣旨に沿うべく、運営をして参りました。以上、なかなか分かりづらい「創竹会」と「同窓会」「PTA」との関係を簡単に説明させて頂きました。

 さて、皆様(正会員と賛助会員)から頂いた創竹会会費は、運営費が5%程度で、殆どを中学の教育振興に使われております。詳しくは毎年10月発行の「創竹会だより」をご覧下さい。いかに多岐に渡っているかをご理解頂ける事と存じます。一例をあげると、トイレットペーパー、コピー機のトナー、プールの塩素材、エアコンのクリーニング代、学校図書、楽器、電子黒板、樹木剪定料など・・・です。

 当校を取り巻く環境は、国家財政の逼迫から附属学校運営費の削減が続き、ますます厳しくなっております。同窓会の皆様におかれましては、一層のご理解とご支援を頂けますよう心よりお願い申し上げる次第でございます。