(フレッシュアップコミュニケーション28年版より)
前副校長 勝岡 幸雄
早いもので、竹早中学校に赴任して四半世紀が過ぎました。平成二年に着任して。平成四年三月に卒業生を出しました。その卒業生も四十近い年頃です。私が年をとったなと感じるのも致し方ないですね。
ところで、先日卒業生が来校し、二時間ほど昔話や近況を話してくれました。帰り際に記念写真(?)を撮って帰りましたが、彼の話でとても頷ける内容がありましたので紹介したいと思います。
現在、弁護士を職業としている彼は、勤務先の弁護士事務所で中堅ということでした。
所属している弁護士の人数は多い方で、その中に竹早中学校の卒業生(当然同窓生)も数名いるようです。しかし、彼には同窓生が直ぐに分かるというのです。「やはり、竹中出身者は持っている雰囲気が違うんですね。」
ここで言う雰囲気とは、どのような雰囲気だったのでしょうか。その時は具体的に年経っても竹早中学校の生徒が私に見せる人懐っこい(彼が正にそのままの)姿を思わずにはいられませんでした。
社会人になっても同じなんだなと思っていますが、この文章を読んでいらっしゃる卒業生の皆様に、私の思いは間違っていなかったか教えて欲しいと思います。私が長くこの地で頑張って来られたのも、別れ難くさせる竹中生の「持っている雰囲気」人懐っこさがあったからだと思っています。如何でしょうか。
最後になりますが、国立大学法人が置かれてい