同窓会会員の皆様には平素より竹早中学校教育後援会〝創竹会〟の活動にご理解とご協力を賜り、篤く御礼申し上げます。
今春は、4月10日の入学式には花を添えるべき桜が早咲きし、播磨坂の並木は既に青葉になっているような、異常な天候が続いておりますが、同窓会会員の皆様にはご健勝にご活躍のことと存じます。
入学式の来賓席で、新入生から三年生まで、学年ごとにまとまった生徒たちを比較しながら見ておりますと、三年間の成長がいかに早いものかが歴然として、それだけにこの時期の教育の重大さを実感させられます。
創竹会は国立大学の法人化に伴い、付属中学校への国からの予算が減少する中で、教育環境を維持してゆく為の仕組みとして2001年1月に発足し、はや12年目を迎えております。
正会員、賛助会員の皆様から頂いた平成24年度の予算では2千4百万円の会費・寄付金を母校に提供し、教育環境の維持・向上に貢献しております。
特に今年度は、電子黒板の導入や、老朽化したロッカーの更新なども、限られた財源の中から実施いたしました。 附属中学校に相しい教育環境を維持していくためには、財政面の充実が欠かせませんが、国からの予算は年間4百万円強にとどまっており、今後は、肥大化する社会保障費や、震災復旧などの為更に先細りすることが予想されます。
創竹会の役割は、一層重要性を増すものとなりますので、同窓会の皆様にはこれまで以上のご理解と財政面でのご支援を心よりお願い申し上げます。