創竹会からのご挨拶創竹会会長 子安 龍太郎

 同窓会会員の皆様には平素より創竹会活動に ご協力頂きますことを心より御礼申し上げます。私は、昨年6月に会長職を二瓶好正前会長か ら引き継ぎました。平成 13 年1月の創竹会発足 以来、組織の確立・運営に努力され、立派な成果 を挙げてこられた二瓶前会長には人格・能力とも 及びませんが皆様の絶大なご支援をお願い申し上 げます。
 国立大学の法人化に伴い、附属中学校への国か らの予算が減少する中で従来に変わらぬ、教育環 境を維持してゆく為の仕組みとして設立された創 竹会は、竹早中学在校生の保護者の皆様を正会 員とし、正会員OB、同窓会会員の皆様、並びに 退職された先生方を賛助会員として構成されて おります。
 平成20年度実績では、会員の皆様から約 2500万円の会費・寄付を頂き奨学寄付金、並 びに教育研究活動補助金として母校に提供し、 竹早中学校の教育・研究活動に貢献しておりま す。
平成 22 年度には発足 10 周年を迎えることとな りますが、附属中学校を取巻く教育環境は、財 政面からも、又、少子化など社会面からも予断を 許さぬものがあり、創竹会の役割も一層重要なも のとなることが予想されます。同窓会会員の皆様 の一層のご理解とご支援を頂けますよう心よりお 願い申し上げます。
 "優れた教育、特色ある研究に工夫を凝らし、よ り個性豊かな魅力ある大学になれるよう、国の組 織から独立させる"と言う国立大学法人化の理念 は、中学校教育にも当てはまるものでありますの で、創竹会も良好な教育環境のもとに素晴らしい 生徒を育成して行くたためにお役に立てればと念 じております。