元副校長 森 顕子
半世紀前の春に、私は竹中へ入学しました。平成元年から母校の教壇に立ち、定年を少し延長しての最後の七年間は、副校長として、育てていただいた恩返しの日々となりました。火災の翌年から副校長の任に就き、五里霧中のコロナ禍の日々を、心から竹中という学舎を愛している皆様と乗り越えました。まさに不易と流行を体現した日々でしたが、その中で竹中生は、変わらず柔軟な発想で主体性を発揮してきました。
もっとやれることはあったのでは、という思いもありますが、これからは、非常勤講師の立場で、授業と、離任式で歌を贈ってくれた合唱部のお手伝いで、恩返しをしていきます。そしてこれからも、泰山木の花のような、誇り高い品格を持つ人を育む場となるように尽くしたいと思います。
