同窓会から

ご挨拶 同窓会会長 古谷 顕史郎

 会員の皆様には、平素より同窓会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年度は、27年間の経年劣化により表面のゴムがすり減り下地がむき出しになり、生徒の皆さんが活動するには危険な状態であった下校庭は小学校と折半で、夏休み中に全面人工芝への改修工事が行われ9月の運動会は真新しいグラウンドを保護者の皆様にもお披露目する事が出来ました。

 学校からは、「歴代の校長の悲願でありました下校庭の改修につきましては、多額のご寄付を賜り、感謝申し上げます。緑に輝く柔らかい人工芝を子供たちが笑顔で、あるいは真剣に駆けてゆく姿は、心が震えます。運動会でも骨折が皆無となったばかりでなく、擦過傷で出血することもほぼなくなりました。転んでもすぐに立ち上がって活動に戻れる安全な環境に心よりの感謝を申し上げます」とのお言葉を馬場校長より頂いております。

 同窓会からの寄付は、昨年度に下校庭整備費として300万円の寄付を行いました。80周年記念事業費として、今年度、来年度に各々100万円を予定しております。4月に副校長が森先生から浦山先生に交代されましたので、式典の講演、演奏会、記念誌等、学校側と具体的な詳細を打ち合わせは、総務部、事業部が窓口でPTA,創竹会と連携を密に協力して参ります。

 「未来の学校プロジェクト」の研究活動は、幼少中連携教育研究として令和5年度に共創を通して学びを後押しする活動、授業、令和6年度には、子供たちの主体性を支える手立てを、今年度は未来を切り拓く子供の主体性を問い続ける活動、授業を研究主題とし成果の見通しは、他者の存在を認め合う中で、未来を切り開く主体性を発揮する子供の姿を示すとしています。これまで竹早中学独自研究として取り組んできた「多様性の教育研究」を深化拡充させてコラボレーションができれば、研究に厚みが出る様になると思いますので、今後も興味を持って注視していきたいと思っております。 

 結びになりますが、今後とも母校の財政問題は、継続していくと思われます。同窓会としても、後輩の生徒諸君が竹早中学で学んで良かったと感じてもらいたいと思いますので、創竹会、PTA、保護者の皆様と今後も協力して対応して参りたいと思います。

 会員の皆様には、80周年記念事業にご協力をお願いすると共に、ご健勝を祈念し、益々のご支援、ご協力とご鞭撻をお願い申し上げまして、ご挨拶とさせて頂きます。

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