本校74期生にとっては在校残すところわずかとなる桜が開花した令和5年3月14日、竹早中学校75周年記念式典および演奏会が開催されました。記念式典では、藤本旧校長・國分学芸大学学長・PTA会長・古谷会長および在校生代表より式辞を頂戴しました。記念品は、オリジナルデザイン扇子と記念CDを配布しております。
記念CDには、①竹早中学校現校歌 ②追分中学校校歌 ③竹早中学校旧校歌 ④竹早中学校校歌・ピアノソロ版を収録しております。①は三年生による四部合唱を収録、②・③は、後述の長生淳氏によるアレンジであり、内藤圭太教諭指揮・中野未穂教諭伴奏・合唱部+による復刻版となります。④は、同氏によるピアノソロ編曲作品の記念演奏会ライブ録音版となります。記念式典を通してご尽力頂きました森顕子先生、演奏会開催に向けて多方面からご協力いただきました㈱アーティフィニティの北山絵美様、演奏会で素晴らしい音を届けて頂いた41期菊地晃子さん44期大室晃子さんに御礼申し上げます。お二人のリハーサルの風景を伺っていると合唱コンクール前夜を彷彿させるようでした。
記念CDのジャケットは長生淳氏がこの度の楽曲編曲の際にイメージされていた「竹早の四季」をデザインとして作成しました。今後も、同窓会総会等においてこのCDをお披露目するかもしれません。
(事業部 野島 雅)
副校長先生の森顕子先生(44期生の担任の先生でした!)から、「竹早中学校75周年の記念行事で、41期のコントラバス奏者の菊地晃子さんと演奏してもらえるかな?」というお話をいただいたのは昨年10月の同窓会総会の時でした。
お声をかけていただいた喜びを胸にプログラムを考え、コントラバスとピアノの魅力を伝えるプログラムとともに、「竹中の校歌をピアノ曲にかっこよくアレンジしていただいて、それをお披露目しよう」という結論に至り、「行列ができる作曲家」の異名を持つ長生淳さんにアレンジをお願いしました。
長生さんの曲は、「揺らぎ」を感じさせるハーモニーやリズムが絶妙です。人の感情は、一つにとどまらずに常に揺らぐものですが、音そのものでこの絶妙な揺らぎを表現するのが長生イズムだと思います。出来上がった曲を練習しながら、竹早での「四季」と人生の「四季」を紡ぐこの素晴らしいアレンジに、在校時のさまざまな思い出が蘇ってくる気持ちでした。今後も同窓生や在校生に弾き継がれていき、たくさん再演されますように!
式典当日、在校生の溌剌とした姿を目の当たりにし、そして私の担任の先生であった岩瀬三千雄先生、勝岡幸雄先生にもお会いできた幸せに胸がいっぱいでした。
竹早中学校のこれから先の百周年に向けて、更なる発展を遂げることを願って止みません。75周年の式典という大変な事業を一手に引き受けまとめて下さった記念事業部のご担当者様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
(44期 大室晃子)